がん患者としての記録

子宮癌術後思うこと「こんな人になりたい」

退院後多くの思いがけず沢山の友人が 私のことを気にかけてくださった。 もちろん家族にも心配をかけたと思う。 料理上手のNさんは「ちゃんと食べてる?」と料理を持って寄ってくれた。 足のマッサージ器を送るから!と直ぐに送ってくれたKさん。 春の写真やお手紙やメッセージやエネルギーを送ってくれた Aさん、Oさん、Sさん、Tさん・・・上げきれない。 他にも色々な形で沢山励まして頂いた。 ちょっとしたことが ...
血流改善

子宮癌術後 身体を温めて養生する

元々あまり薬を飲まない方なので、これからの生活は 自分の免疫力をあげる事を目標にする。 入院中に毎日検温していたが、手術後の発熱を除いて 平熱が36度5分を超えていたので、 昔の低体温は改善されていたのが嬉しい。 退院後は友人に薦められ漢方薬の田七人参を摂り、 いつも飲んでいるプラセンタのサプリ「激」を真面目に飲むことにした。 外からはもちろんオンセラピー。 その上にホームケア用の岩盤浴「クリスタ ...

子宮癌術後 侮った!初回外来までは安静必須

人生初の入院と手術。 復帰の参考になったのは母の姿だった。 だから「早く復帰出来る」と思っていたが、 母とは手術の内容も方法も違う。 大きく目論見が外れた。 退院後1週間はほとんど動けず、 2週間めまでは少しずつ外に出るようにしたが行動速度は老人並。 目の前の道路の横断歩道を渡るのに時間もかかる。 いつもの倍である。 走れない。 本当に甘く見ていた。 仕事復帰は約1ヶ月後の外来まで控えるようにとい ...

子宮癌手術後 身体の声を聞いて

手術後は安静にするようにいわれていた。 食事も腸閉塞の危険性があるので、 消化の良い物を摂るように指導される。 味覚が変わったのか珈琲好きだったのに飲みたくない。 入院直前の大阪のイベントの打ち上げで あんなに飲んでいたビールも欲しくない。 消化の良い物といわれなくても、それしか食べたくない。 昆布と鰹節で出汁をとって野菜スープを作る。 Kさんが持ってきてくれたポトフの味が 美味しく食べやすかった ...

子宮癌術後 新しい身体と生活習慣

手術をすれば今までと全く同じ身体ではない。 子宮もないし鼠径部のリンパ節もとっている。 新しい?身体。 手術は体力が落ちる。 体力が落ちたら落ちたなりに。 動きが遅くなったら遅くなったなりに。 自分の身体に聞いて、前向きに付き合っていく。 今までと違う事を嘆いても仕方ない 後ろ向きになりそうな自分を励ます。 ******************************************** ...

子宮癌術後の身体の変化「ブヨブヨ~」

手術をした後の身体の変化。 退院後1週間は腹部のむくみと痛みとの戦い。 「あぁ~ぁ、こんなにブヨブヨ」 トイレやシャワーの度にお腹を見てため息が出る。 触ると神経に触るような痛みがある。 医者からは「1ヶ月もすれば戻ってくる」 といわれていたが、長い道のりに感じる。 ハンドタオルを使って下腹部を圧迫するとよいと 指導されていたので、実践する。 良いといわれることはとにかくやってみる。 リンパドレナ ...

癌で入院後無事に帰宅

帰宅 やっと我が家に帰る。 KさんとIさんがテキパキと動いてくれる。 家を空けていたから冷蔵庫には何もない。 まずは買い出しと二人で数日分の食材とお米を買ってきてくれた。 一人だったらどうしていただろう。 何も出来なかった。 その上鍋にポトフ、タッパーに煮物など 当座食べるものまで持ってきてくれていた。 入院の時のように上げ膳据え膳ではない。 今日から全て一人でやっていかないといけないのである。 ...

いよいよ退院なのに!オーマイガー!

オーマイガー! いよいよ退院。 10時までにベッドを空けるので、朝食後準備をし始める。 激動の7泊8日だった。 荷物を詰めて入院の時に来てきた着替える。 パジャマ姿とさようなら。 ウキウキしてスカートを履く。 おや? 「ホックが止まらない・・・」 こんなことが・・・。 お腹はキューピーさんのままだ。 KさんがIさんと車で迎えに来てくれた。 「スカートが履けなかったよ」 傷の痛みに耐えながら3人で大 ...

人に甘えるということ

人に甘える 入院前は、退院は「一人で出来る」と思っていた。 「タクシーで帰れば良い」と思っていたのだったので、 入院前に弟が退院の心配に有給を取らせるなんて 「迷惑をかけたくない」と断っていた。 しかし実際手術後の自分の身体を考えると急に不安になってきた。 時すでに遅し。 弟も期末で急には休みが取れない。 「こまったな」と思っていたところにKさんがお見舞いに来てくれた。 「ハマちゃん一人で退院は無 ...

入院中 友人の有難みをしみじみ

友人の有難みを痛感 ほとんど人に伝えなかった入院だが、 極数人の友人には入院してから伝えていた。 医者の話で早期復帰困難であることが解り、 ご予約頂いて御客様にもご連絡した。 この点は見通しが甘かったのである。 手術は思っていた以上に身体に負担がかかる。 日常生活に戻れても仕事が出来るかというと別なのである。 ご迷惑をお掛けしてしまった。 「お見舞いは嬉しいけど疲れるからね」と 友人のS子さんにも ...