皮膚には2つのバリアがあります。
1つ目は物理的なバリアで、角層です。
表皮の最も外側にある角層は、綿密な層でできています。
微生物やほこり、花粉などが体内に入ることと
体内の水分が過剰に蒸発することを防いでいます。
2つ目は「免疫」
物理的なバリア機能は壊れることがあり、
このバリアを突破し異物が体内に侵入した場合は、
表皮内の免疫細胞がそれを察知し、攻撃、排除しようと
働くのです。
表皮の顆粒層で産生されるタンパク質の一つに
フィラグリンというのがあります。
角層を構成する主成分で
皮膚の強度や柔軟性、水分保持、ph等に
関わる働きをしています。
トラブルの無いお肌はフィラグリンの産生が
上手くいっているということが分かっています。
つまり、フィラグリンが減ってしまうと角層が
弱くなり肌のバリア機能が弱まるのです。
肌は一番外側の臓器と言われています。
スキンケアだけでなく、生活習慣も見直しましょう。



