がん告知 言葉にできない「弱さ」

がん告知 言葉にできない「弱さ」

仕事上伝えないと迷惑をかける方には
入院が決まった時点で病名は伏せて伝えた。

友人にも話すかどうかを考えたが、
仲が良ければ良いほど心配すると思うし、
成功の確率が高いと確信していたから
無駄に心配も掛けたくない。

しかし何も言わないのも友達甲斐がない??
甘えたり頼ったりするのが苦手なのを自覚する。

そして「癌」という言葉を発する事を避けたかった。
本来は弱い自分である。

癌と告白した相手の反応を見るのも辛い。
私もそうだったが癌=死という意識がどこかにあるのだから、
心配されると怖くなるのだ。

「こうして会うのも最後かも」
そんなセンチメンタルな気分になったりする。
悲劇のヒロイン病だ。

脳を騙して、癌を意識する時間をなるべく減らそうと思った。
全ては流れに任せることにした。

健康状態は変わらず良好なので、暫くは淡々と仕事をこなし
普段通り生活することにした。
悩んでもストレスになるだけで良いことは何もないのである。
やるべきことが出来るだけでありがたい。

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ブログ内の「患者の記録」は子宮体癌と宣告されてからの

気持ちの変化等を記録しています。
冷えは万病の元!
あなたも病気になる前に、今から本気で冷え症改善しましょう。