手術中 知らぬは本人ばかりなり

手術中 知らぬは本人ばかりなり

看護師さんと手術室に向かう。
手術室の前には他のご家族が心配そうに見送りをしている。
その前を通りぬけ手術室に入った。

中で名前を確認され暫く待つと
手術スタッフの人がストレッチャーと共に現れた。

ここでも名前を確認されストレッチャーに横になる。
ガラガラと音がして早いスピードで運ばれていく。

見えるのは廊下の天井だけ。
天井しか見えないことが怖かった。
2回曲がって運ばれた先は手術室。

よくテレビで見るライトは見えなかった。
「手術室ってこんな感じなんだ~」
本当はもっと周りを見回したかったけれど、
自分で怖さを煽るようだったし麻酔担当スタッフがテキパキと
動いていてそれどころではなかった。
名前を確認されると手際よく手術準備に入っていく。

指に機械をつけられ注射をして・・・。
「少しチクっとしますね」
記憶はここまで。

「濱さ~ん!わかりますか??終わりました。14時24分(?)」

「開腹手術じゃなかった」そう思ったがまた記憶が遠のいた。

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ブログ内の「患者の記録」は子宮体癌と宣告されてからの

気持ちの変化等を記録しています。
冷えは万病の元!
あなたも病気になる前に、今から本気で冷え症改善しましょう。