「癌」と宣告されると何か特別な身体になった気がする。
美容の仕事をしているのに、それも冷え改善と言っているのに。
正直なところカッコ悪いな~とも思った。
「死んじゃうかなぁ」
そんな思いがよぎる。
部屋の中を見渡しても
「死んだらこれはどうなっちゃうんだろうか?」
今まで出会った人の顔を思い浮かべる。
親しい人だけでなく私の前から離れていった人も。
「嫌われたまま死んじゃうのかな」
そう思うが、心象を悪くしたことを
わざわざ謝りにいくことも出来ない。
理由が判らなければ謝りようもないのだ。
やってしまったことは仕方ない。
苦しみや悲しみとともに私も成長したのだから。
成長過程の出会いだったとして諦めよう。それもご縁。
現実と向き合い前を向こうと思い直す。
闘病生活に入れば自営業は無給となる。
お金がかかる現実は癌と同時に突きつけられる。
本屋で手にした本で知った高額医療費制度を受ける為に
早速練馬区のセンターに手続きに行く。
手続きはごく簡単で直ぐに済んだ。
あとは生命保険会社に電話して書類を送って貰う。
気力のあるうちに手配をしないと!
思いにふけっても何も動かない。
こんな事にはとても行動力がある私である。
しかし、手術後は直ぐに復帰できると信じていた。
これが、甘い考えだったことは手術後に知ることになる。
「無知蒙昧」知らないということは怖いことだ。
しかし「知らぬが仏」で良いのかもしれない。
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ブログ内の「患者の記録」は子宮体癌と宣告されてからの
気持ちの変化等を記録しています。
冷えは万病の元!
あなたも病気になる前に、今から本気で冷え症改善しましょう。