
がん告知 家族の協力が有難い
今回の入院は「一人で処理しよう」と思っていた。 入院準備も入院中も退院も一人でやろう。 しかし手術となると自分の都合だけではいけないことがある。 家族への事前説明と手術の立会いは誰かに頼まなくてはならない。 こればかりは病院の決まりで「誰もいません」 とはいかないので、弟たちにお願いした。 うちは兄弟の仲が悪いわけではない。 どちらかと言えば仲が良い方だと思う。 しかし弟達はサラリーマン。 よほど ...

子宮癌 家族に話すタイミング
親に病気の事を話すのは一番悩んだ 弟達には慶應病院の初診後にSNSで伝えた。 同時に「母とそれぞれの家族には話さないで欲しい」 義妹たちが知っているのに、何もしてもらえないのも寂しい。 かといって迷惑をかけるのも気が引ける。 ならば「知らない」方がお互いの為に良い気がした。 一週間ほどの入院なんてあっという間だ。 弟2号からは直ぐに電話があった。 「姉さん大丈夫?」 丁度2月に持病で手術予定の入っ ...

がん告知 言葉にできない「弱さ」
仕事上伝えないと迷惑をかける方には 入院が決まった時点で病名は伏せて伝えた。 友人にも話すかどうかを考えたが、 仲が良ければ良いほど心配すると思うし、 成功の確率が高いと確信していたから 無駄に心配も掛けたくない。 しかし何も言わないのも友達甲斐がない?? 甘えたり頼ったりするのが苦手なのを自覚する。 そして「癌」という言葉を発する事を避けたかった。 本来は弱い自分である。 癌と告白した相手の反応 ...

がん告知で決めたこと
「死ぬかも」という思い。 これまでの間全く感情が揺れなかったわけではない。 人は必ず死を迎える。 最後は一人で死んでいく。 人生の最後は決まっている。 癌と判った時には確実に死を意識したし、 死への確率が高くなった気がした。 父が無くなった年齢。 私もあと何年かでその年令になる。 いつまで生きられるのかはわからない。 残されている時間をこんなに意識した事はなかった 若い時は永遠にあるはずだった時間 ...

がん告知後 汝思い煩うことなかれ
初入院、初手術が決まって心の中は揺れ動く 不謹慎な話だが「入院」にはちょっとワクワクしたりする。 しかし問題は「癌」という言葉。 インパクトが強すぎる。 落ち込まないようにするにはどうするか? 日常生活を淡々と送る。 なるべく考えない。 身体を冷やさないようにオンセラピーをしたり、 日中はホカロンを貼ったりと保温に気をつける。 寿康美のプラセンタのサプリメントも真面目に飲んだ。 プラセンタは血流を ...

がん告知 メインは最後に
慶應病院での検査結果は2月24日 相変わらず混んでいる。 再診は1時の予約で行ったのに、 診察は10時半の人を診ている。 そこで同日に予約していた 麻酔医との予約と看護師との面談が先になる 主治医の先生から検査結果を聞いていないのに・・・。 フランス料理のフルコースを順番もバラバラに デザートから食べている感じ。 料理ならお腹の中で混ざれば一緒だけど・・・。 麻酔の流れのDVDをみて、先生と面談。 ...

子宮癌 婦人科検査のコツ?
病院で何が辛いかというと婦人科検査だった。 婦人科の検診が大切だと言うにも関わらず 放っておいてしまう人が多いのはこの点だと思う。 子宮内の細胞を取る検査は痛いし、 子宮鏡検査も検査中の時間がなんとも言えない感覚なのである。 「早く終わって!」 と言いたくなるのだが、そうもいかず。 カーテンの向こう側で何をしているのかわからない怖さ。 気持ちの落とし所が判らなくて混乱する。 婦人科は女医さんが良い ...

「患者の気持ち」で自分も学ぶ
何でも勉強になるものである。 お客様(病院では患者)の立場で感じることが出来る。 血液検査やMRIは特に辛いことはなかった。 MRI検査の結構ベテランクラスに見える看護師さんは 移動したばかりなのか慣れないのか、 注射の時に「入りますように」とお祈りされたのには笑った。 かえって怖いぞ! 何度も何度もチェックするのも不安を煽るぞ! 「具合は大丈夫ですか?」と気遣ってくれたが 「あなたの態度が不安」 ...

癌告知 そして再検査
慶応病院では、また最初から検査をし直す形になる。 細胞検査は3回目。医者の数だけ細胞検査という感じ。 「同じ検査ばかりですみませんね。 こちらでもしっかり観ますから。 MRIは全身をとって他に転移がないか調べます。 MRIの先生はずっと画像ばかりを診ている先生だからしっかり診てくれます」 そう話すA先生はガッシリとしたイメージだが とても穏やかで、優しい目をされていた。 「この先生なら大丈夫」そう ...
がん告知 大学病院の計画決定は早い
フェリーチェレディースクリニックから 紹介して頂いたのが慶応大学病院。 フェリーチェのY先生は慶応大学のご出身の病院だった。 「他の病院でもいいですよ」と言われたけれど、 それを断る理由もないので慶応大学病院でお願いする。 「A先生は婦人科の医療のトップの方ですから安心してください」 と言われて訳もなく安心する。 権威とか肩書は関係ない!とはいえ安心できる材料は欲しくなるもの。 この流れを「私は幸 ...